大伴古麻呂の「天平の交流誌」

「シルクロードと大伴家持の時代」を語ります。

紅(くれない)匂う季節黒龍江畔の「花だより」

               

過ぎ行く時の「はやさ」に圧倒されつつ、「画像で語る 天平の交流誌」web版の編集に入りました。先日、保存フアイルを整理しながら、手を止めた一枚の「花便り」です。

2016年と2018年、中国黒龍江省の大学で、自著『天平渤海交流―もう一つの遣唐使』(塙選書)のポイントを語れる招待講座が企画されました。            新潟―ハルビン―黒河の往来には経由地のハルビンで宿泊し、黒龍江省博物館・中央大街・新華書店へ出向くのが楽しみでした。

2022年の5月初め、黒龍江畔の「花便り」がメールで届きました。それは説明の言葉も要らないほどの鮮麗な画像(動画)であり、私は何度も見返していました。

いま、講座の概要と共に「黒龍江畔」の花便りの画像を交流記録に添えたい、と思っています。(2023年4月記。藤井・フエイスブックから)

            〇画像:黒龍江畔の花だより(部分)

       藤井一二 FUJII・KAZUTSUGU