紅(くれない)匂う季節―空に映える桃の花 藤井 一二 原稿の推敲中、奈良時代、天平勝宝2年(750)3月1日(新暦4月15日)、大伴家持の作歌に目が止まった。 大伴家持が、越中国へ赴任して4年目の春。桃李の花を眺め、春苑の娘子(おとめ)を題材にして、…
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